【RPA導入】失敗事例から学ぶRPA(RPAまだやってるの?)

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Toshi
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日本で流行っているRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)ですが、個人的に導入するべきではない。と感じています。半年触ってきた経験と導入の失敗事例をもとに説明させていただきます。

今回解説していく内容は以下です!

 本記事の内容

・RPA導入をやめた方がいい理由
・なぜRPAを導入するのか?
・RPAが抱える課題とは?
・RPA導入の流れ
・RPA導入企業の末路【失敗事例】
・RPAツールは不具合を起こしやすい
・RPAを導入するとしたら…


RPA導入をやめた方がいい理由

RPA導入をやめた方がいい理由は3つあります。

  1. 業務の自動化には「ルール」が必要
  2. RPAツールは不具合が起こる可能性が高い
  3. 誰でも簡単に使えるわけではない

結論から先に話させていただきましたが、どういうことなのか?記事を読んでみてください!

なぜRPAを導入するのか?

RPAは2017年9月頃から注目を集め、今ではいろいろな大手企業がいろいろなRPAツールを使って業務の自動化をしています。RPAを導入したい企業が考えていることは、ホワイトカラー業務(人の判断がいらない簡単な業務)です。

簡単な例を出すと、定常業務で月に一回交通費を総務に出すとします。それを総務が会社の全員分計算しないといけないですが、これを計算するのにRPAツールを”ポン”とまわすだけで今まで5時間かけてやっていた業務をわずか1分ほどでできるという業務の効率化を目的としているのが RPA です。

RPAが抱える課題とは?

ズバリRPAが抱える課題とは…誰でも簡単に使えるがコンセプトとし出てきたはずのツールが使いにくく困っている。使い方がわからない。という悩みをよくきいていました。もう一つ、大きな課題があり業務の自動化にはルールが必要だということです。

RPAが抱える課題
・誰でも簡単には使えない「RPAツール」
「ルール」に縛られる
ちょっと詳しくみていきましょう!

誰でも簡単には使えない「RPAツール」

RPAツールは基本的にいろんな機能ごとのボックスがありそれを組み合わせることによって1つの業務の自動化をするというものです。

なんだ、ボックスをパズルのように組み合わせるだけか。

と簡単なんじゃない?と思った方もいるかもしれませんが、そんなに簡単ではありません。機能の中にはプログラミングの要素が含まれているために関数を使用したりとかなりプログラミング初心者が触るのには辛いツールだと思います。

「ルール」に縛られる

会社によっては特別なルールや、属人化した業務が存在します。その業務を自動化するには、ルール」の統一が出来ていなければいけません。そうしなければRPAツールがちゃんと動作しないためです。この問題は深刻で、大きい会社でも小さい会社でも変わらないのですが人によっては自己流で仕事をこなしている人がいます。

あなたの周りにもいませんか?

そういった人がいるとRPAツールは使えなくなります。

RPA導入の流れ

RPA導入の流れは以下かと思います。

  1. RPA導入決めた企業はコンサルタントに依頼する
  2. RPAツールの選定
  3. RPAツールで自動化する業務の範囲選定
  4. コンサルタントが業務ヒアリング
  5. RPAツールで設計から組立
  6. 導入試験
  7. 導入

RPAを導入しよう!と思った企業は、導入するためにコンサルタントに頼みます。ツールを選定後、実際にコンサルタントが業務ヒアリングを行い現場の人に自動化する業務の内容確認を行います。その後、RPAツールでの設計から組立まで行い 導入試験 < 導入 という流れになるかと思います。

RPA導入企業の末路【失敗事例】

私がRPAを会社で使っていた時に、同僚に聞いた話なのですが…

ある大手企業で実際に起こった大変なミス…RPA導入後ある業務の自動化をしていたらしいのですが、テスト環境から本番環境に切り替え最初はうまく使えていたらしいのですが1週間後、突然動かなくなったそう。それからどこにバグがあるのか…担当者は休みを返上し(土日)も出勤。そこで発見したバグとは…

RPAツール側ではなくRPAで自動化させていたシステムの仕様にちょっとした変更があったためだった。

それに気づいた担当者は青ざめ、上司に相談。その後コンサルタント会社に連絡がいきツール側の仕様を変更することに。かなりおおごとだったみたいでかなりの損害が出たとのこと。

RPAツールは不具合を起こしやすい

RPAツールは不具合を起こしやすい。これは事実です。

実際におこった事例でも、RPAツール側には問題がない(プログラムにはバグがない)のにもかかわらず、不具合が起きツール自体が止まってしまっています。ちょっとした環境の変化にもRPAツールは適用できません。

例えばWebから何かの情報をとってくるとしてそのUI(見た目、仕様)がちょっと変わっただけでもツールが動かなくなってしまうのです。こうなってくると使いものになりませんよね。。。

RPAを導入するとしたら…

私が考えるRPA導入をすすめるとしたら、他のシステムと紐付けない。かつ「ルール」が変わることのない業務にこのRPAを適用するようにすると思います。

まとめ

Toshi
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いかがでしたか?日本でのRPA導入はブームになっていますが、そんな簡単に導入ができるかというとそうでもありません。先のことを考えなければ必ず、不具合がおこりいつか大変なことになります。

なぜ?

RPAの導入をすすめなければいけないのか?

RPAではなければ実現できないことなのか?

良く考えて企業は導入するべきだと思います。ということで、今回はRPA導入について簡単ではありますが解説させていただきました!

Toshikazu

Nagasaki→Tokyo→China→Fukuoka

1992/07/02

2017年からブログを運営。
現在エンジニアとして福岡で働いています。

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