【OutSystems】SQLからデータを取得して、画面に表示させる方法

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Toshi
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SQLからデータを取得して画面に表示させたい!ということで、今回は初期表示の時にSQLからデータを取得し、画面に表示させる方法をお伝えします。1つ1つ細かく解説していくので、手を動かしながら実際に作ってみてください!アプリケーションをダウンロードして使ってもらっても大丈夫です

今回解説していく内容は以下です!

 本記事の内容

・OutSystems SQLからデータを取得して、画面に表示させる方法

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OutSystems SQLからデータを取得して、画面に表示させる方法

今回は、SQLから取得したデータをドロップダウンに設定し表示させます
ではさっそく「New Application」からアプリケーションを作っていきます。

Name : getExcel_sample
Description : 初期処理でExcelから値を取得し、ドロップダウンに設定するsampleです。
アプリケーション名や説明、アイコンなどを設定して「Create App」をクリック

そのまま「Create Module」をクリック

Screenを追加

テンプレートはたくさんありますが、今回はEmptyを使っていきます。

Screen1が作成されたので、次に初期処理を作っていきます。

Events から 「On Initialize」を選択

Message を追加して、Publishして実際にブラウザで処理が実行されているか確認します。

正常に動いていることがわかりました。

次にExcelのデータをインポートしていきます。

SampleDataをインポート

Dataタブから「Import New Entites from  Excel…」をクリック

今回使うデータは、下記のサイトから作成しました。sample.xlsxをダウンロードして使うか、下記サイトかでデータを作成してみてください。

※先頭行は変更する

Database : PersonalInfomation
Structures : Excel_sample

うまくインポートされると、DatabaseとStructuresにそれぞれデータが追加されます。試しに、DatabaseのPersonalInfomationの中身を「View or Edit Data」をクリックし見てみましょう。

Excelのデータが実際に入っていることがわかりました。次はSQLでデータを取得するために、
「Run Server Action」を追加します。Action1をクリック

SQLを追加し、ここからSQLを記述していきます。

SQLでDataを取得

Output Entities / Structures を右クリック

使用するデータベース指定します。ここでは「PersonalInfomation」

SELECT {PersonalInfomation}.* FROM {PersonalInfomation}
追加したデータベースをダブルクリックすることで、{PersonalInfomation}.*を挿入することができます。

ここから取得したいカラムを確認します。今回は、IdとNameを使用します。新しいStructuresを作成(IdとNameを追加)し、最初に使用した「PersonalInfomation」を削除した後、新しく作ったStructuresを選択します。

 SELECT [Id],[Name] FROM {PersonalInfomation}

Test SQL で必要なデータが取得されていることが確認できました。次にSQLで取得した値をAssignを使って、Action1に値を渡します。

= Variable
x.y = value
x.y = には SQL1.List を設定し、Variableには Action1で Add Output Parameter を追加し、Data Type はSQLを取得する際に使用した Structuresを設定します。

Action1で取得したSQLの値が画面に出てくるか試しに、メッセージに設定して出してあげました。

次は画面で使うための設定をしていきます。

SQLで取得したDataを画面で使う

Action1の戻り値(SQLで取得した値)をAssignを使って画面で使えるようにしていきます。

Add Local Variable を追加し、 Data Type をSQLを取得する際に使用した Structuresを設定します。

= ExcelVal
x.y = Action1.Out_ExcelData

後は、画面にDropdownを追加してVariable / List / Options Text / Options Value を設定します。

Local Variable で設定した値(ExcelVal)をListに設定すると自動的に、Options Text / Options Value は選択されます。
Variableに関しては、ExcelValのIdを指定します。

設定が終わったら Publish し、画面でリストの値が設定されているか確認してみましょう。

リストにあるすべてのリストが表示されていたため、SQLでとってくるリストの数を10件まで絞ってみたいと思います。

SELECT [Id],[Name] FROM {PersonalInfomation} WHERE [Id] < 11

再度 Publish を行い画面を確認するとちゃんと絞り込めていることがわかりました。

以上で、処理は終わりになります!

作ったアプリケーションのダウンロードとインストール

記事だけ読んで、実際に手を動かしていない方はsampleをダウンロードしてぜひ、動きを確認してみてください。
sampleをインストールするには、Environmentより Open Files からファイルを指定します。
ファイルの形式を*.oapに変更
ファイルを開くと、アプリケーションが使えるようになります。

 

まとめ

Toshi
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いかがでしたか?最近さわり始めたOutSystemsですが、なんとなく使い方がわかってきました。OutSystemsが提供している「オンライントレーニング」もありますが、英語だったりとわかりにくい部分もあるので、今後も使い方を記事を通して共有していきたいと思います。

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